▶ 寄進者の刻印(最終確認版)
・尾張国□□□□大字六条新田
・□□傳次
▶ 神富殖産との関係
・2022年5月再調査で、刻印の「傳次」下にはスペース不足で「傳次郎」など3文字以上は無い
・決め手は無いが、寄進者は「柴田傳次」と信じている(正式は傳、資料は伝)
・六条新田に「柴田傳右衛門」「柴田傳左衛門」がおり、「柴田傳次」の関係者と推測する
・「柴田傳次」は神染み殖産とのやりとりがあり、金平さんを「神野御隠居」と近しい関係のようだ
▶ 推測
・神野金平は男4名、女1名の兄妹だが、女は名前や嫁ぎ先の情報が見つかっていない
・神野金平の男4名の兄弟は金平さんも含め、全手の家が観音様を寄進している(女兄妹は不明)
・六条新田は佐屋村であり江西に近いので、女兄妹が柴田家に嫁いでいる可能性があると思う
・女兄妹の子で柴田家を継いだのが「柴田傳次」で観音様寄進者ではないか、これで金平兄弟は全員が
観音様寄進者となる
・「柴田傳次」が甥であれば、叔父の金平さんを「神野御隠居」と呼んでも不思議ではないと思う
▶ 六条新田の地図
・推定する名前からも詳しい場所は不明です
▶ 三重県総合博物館所蔵資料検索データベースより引用
・宛先が「神野御隠居」とあり、近しい関係と思われるので、金平さんの女兄妹の子ではないか
(金平さんは男4名、女1名の兄妹で、女は名前も嫁ぎ先も情報が見つかっていない)
・残念だが、柴田傳(伝)次と六条新田との関係の情報が見つかっていない
・柴田傳次は六条新田の伝右衛門や伝左衛門の関係者だと思っている